言葉の森についてあれこれ綴ってみた
言葉の森の講師を始めて、さてどれぐらい経ったのだろう。
普段はあまり考えたこともないが、調べてみたら2003年の春頃からのようだ。
これまでに実に多くの生徒さんを指導してきた。
始めた当初は緊張いっぱい。
電話の向こうの小中高生の顔を想像しながら、指導(雑談も含む)をする楽しさを味わえるようになったのは、半年ぐらい経った頃だっただろうか。
しかし、自動車の運転同様、慣れてきた頃がいちばん危険。
言葉の森のお仕事は、人間相手のお仕事。
しかも若い若い生徒さんが相手なのだから、慣れは禁物。
そう思わされることが出てきたのが確か2年ほど経った頃。
それ以後は、緊張しながらも楽しくを常に心がけ、ここまで続けられたような気がする。
言葉の森の指導は、ほめることが基本となっている。
この「ほめる」というのは、難しいことだ。
特に自分の子どもをほめるというのは難しいもので、言葉の森の講師を始めるまでは、
あまり我が子をほめることなど、あまりしたことはなかったかもしれない。
しかし、生徒さんをほめるときと同じように我が子にもほめ言葉をかけてみると、
照れ笑いが返ってきておもしろいことがわかった。
いいところを見てほめるのは、なかなかいいものだ。
ほめているこちらもいい気分にもなる。
生徒さんのお母様にも、「ほめてくださいね。」とお願いすることがあるが、
照れ笑いを見逃さないでいただけているだろうか。
ほめることのほかにもう一つ。
自信を持ってもらうこと。
これも大事なことだと私は思っている。
今年も受験コースの生徒さんを何人か担当している。
受験コースの生徒さんに対しては、ほめることよりも自信が持てるような言葉をかけることを心がけている。
受験コースの課題は、生徒さんにとっては、取り組みやすいものもあれば、
頭の中が?マークでいっぱいになるものもある。
それでも、一つ一つ課題をこなしていくうちに、
少ない字数で意見や体験を述べるコツも身につくようになるし、
?マークでいっぱいになるような課題にも何とか対応できるようになってくる。
でも、入試本番ではどのようなテーマで書かされるかわからないわけだから、
受験生は、とても不安なはず。
自分が苦手なテーマだったらどうしよう。
内容がわからなかったらどうしよう。
受験コースの生徒さんと話していると、そのような不安が伝わってくるのがこの時期。
だから、この時期は、とにかく自信を持って入試に臨むことができるように言葉をかける。
自信を持ってほしいと願うのは、受験コースの生徒さんだけではない。
体験でお話しする生徒さんの何割かが、文章を書くことに自信を持てないということを口にする。
友だちの書く作文と比べると、自分はなんてへたくそなんだろうと思ってしまうのだそうだ。
しかし、10分間いろいろお話しして体験の作文を書くわけだが、
私のところに届く作文は、作文に自信がない人が書くような作文ではない。
いつの間にか持ってしまった苦手意識。
その厄介な苦手意識をまず消し去ること。
そして自信を持って楽しく書いてもらうこと。
言葉の森で、まず最初にこの二つが達成できれば、講師の私はバンザーイ!なのだ。
さてさて、生徒さんやお母様と話していると、
言葉の森のサイトをまだ見たことがないという人がまだちらほら。
これは、本当にもったいないことだと思う。
「なるほど、それだ。」と思わされる記事の数々。
私が最近、特に頷きながら読んだのは、11/7の「受験の目的、勉強の目的」
言葉の森のFacebookページにも、是非「いいね!」を。
だって、本当にいいんですから。
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